私はリスク資産と無リスク資産の割合を大体1:1になるようにバランスを組んでいます。理由は特にありませんが、自分のリスク許容度がそこまで高くないことが主因です。無リスク資産は生活費用と定期預金用とで分けています。銀行ごとに分けることで、自分で認識をしやすくしています。
✅生活費用
✅定期預金用
これ、ざっくり言うと、投信or外貨をやったら、その分の金額の定期預金の利率をUPしますよ、というやつです。
今回は「はじめてプラン」というやつで、投信or外貨申込金額と同額の定期(3ヵ月もの)を年利5%で作れるというものです。
こういうパターン、基本的に大体損します。パックを組んだ瞬間、確定損失が発生します。よくよく考えるとわかるのですが、銀行の担当者の甘い囁きにほだされ、うっかりパックを組んでしまう方、多いんじゃないですかね。
なぜ、ダメかというと、まず、投信の場合、こんな注意書きがあります。
組み合わせ対象商品は当行が指定した円定期預金<仕組み預金>、外貨定期預金、外貨定期預金<仕組み預金>、投資信託[但し、購入時手数料率1.10%(税込)以下の商品を除く]となります。
たとえば、手数料率1.65%の投信を100万円申し込んだ場合、約16500円の手数料が取られることになります。
対して、100万円の定期預金を申し込めるのですが、100万円×5%×0.8÷4≒10000円の利息(3ヵ月)となります。
これを見て、明らかなのですが、10000円のリターンに対し、手数料が16500円。差し引き5500円の赤字なのです。パックを申し込んだ瞬間赤字です。はぁ。溜息が出ます。
こんなチラシを送ってこられても、小銭拾いを稼業とする私には何も響きませんよ。
しかし、それでもミックスパックを組んでしまう方がいらっしゃるのですから、世の中、まだまだ情報の非対称性というか、金融リテラシーがある者とそうでない者の差が確実にあるというか、色々と考えさせられます。
どうしても投信を買いたいというなら、似たような種類のノーロード投信を買えばいいのです。
定期の「好」金利に惑わされてはいけません。
てか、そもそも「好」ってなんですかww「高」金利じゃないんですよねww