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【衝撃】日本のパッシブファンドの比率が50%超えという事実

もはやパッシブファンド勢と化したわたくしサラリーマン乞食にとって興味深い記事が投信評価会社のモーニングスター社に掲載されました。

 

 

■モーニングスター社の記事 

www.morningstar.co.jp

 欧州では米国から11年、日本から8年遅れでパッシブ比率が2割越え

 日米に比べると、アクティブファンドの人気が根強かった欧州でも、パッシブファンドに資金が集まる傾向がみえはじめている。モーニングスターの調べでは、ETFを含めた欧州籍ファンドは2021年4月末時点における純資産総額が11.2兆ユーロ(1,479兆円)と、金額ベースでは過去最高となり、全体の占めるパッシブファンドの比率も20.8%と、同じく過去最高となった。その欧州で、パッシブファンドの比率が初めて2割を超えたのは2020年8月で、米国の2009年2月、日本の2013年9月と比較してもかなり遅かった。日本では、日銀によるETFの購入がパッシブファンドの比率を大きく高めたといった特殊事情はあったものの、初めて購入が実施されたのは2010年12月、年間で数兆円単位の購入となったのは2013年以降であり、それ以前の時期を含めてもパッシブファンドの比率で欧州が日本を上回ったことは一度もなかった。(図表1参照)。

図表1:日米欧のパッシブファンド比率の推移(ETF含む)

図表1:日米欧のパッシブファンド比率の推移(ETF含む)

※ 米国及び欧州はオープンエンドファンド(ETF含む、MMF等除く)、日本は国内公募追加型株式投信(ETF含む)
※ 期間:2007年1月~2021年4月(月次)
出所:モーニングスター作成

 

 

 

■パッシブファンドの勢いはんぱない

 欧州の投信業界がアクティブファンド好きであったのは正直知らなかったのですが、そんな欧州でもじわりじわりとパッシブファンドの割合が増えているという記事です。

 

、乞食が注目したのはそこではありません。

「日本のパッシブファンドの比率が50%超えじゃね?」

グラフからはそう読み取れました。

これはすごいことですよ。

日銀のETF買いがそれを助長してるとはいっても、それだけで50%超えすることはできません。

 

 

■つみたてNISAの影響

これは国策であるつみたてNISAが影響している可能性が高いですね。

金融庁の公式HPにはつみたてNISAの投資対象商品の説明についてこう記載されています。

長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(対象商品についてはこちら
○例えば公募株式投資信託の場合、以下の要件をすべて満たすもの
販売手数料はゼロ(ノーロード)
信託報酬は一定水準以下(例:国内株のインデックス投信の場合0.5%以下)に限定
・顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること
・信託契約期間が無期限または20年以上であること
・分配頻度が毎月でないこと
・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと

 

こんな条件を達成できるアクティブファンドは多くはないので、パッシブファンドメインとなるのが道理です。

乞食が愛する真のアクティブファンド軍団の平均信託報酬は1.5%程度ですからね。

預金金利の率が0.001%とかゴミみたいな状況下では、未来ある若者たちの資産形成のツールとして投資信託がもてはやされることはもはや自明の理です。

 

 

■∞無限∞ループ

 

☑若者がつみたてNISAでパッシブファンドを買う➡パッシブファンドの割合が増える

 

この∞無限∞ループはこれからも続いていくことでしょう。

いずれパッシブファンドの割合が80%を超える日も遠くはないのかも。。。

となると、アクティブファンドの存在意義が問われるという事態になるかも。。。

そういう状況が健全と言えるのか。

 

 

■乞食からのエール

「頼むから真のアクティブファンドがんばれ!!トータルリターンでパッシブファンドを凌駕し続けろ!!」

 

 

 

■投資信託を始めるなら

✅書籍

良著です。

 

✅ネット証券

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その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス