■はじめに
楽天証券の投信積立の「楽天カードクレジット決済」において、2022年9月買付分(2022年8月12日時点の積立設定状況に基づき買付)から改悪となります。
無条件に1.0%還元がされなくなり、一部ファンドは0.2%還元になります。
国内債券ファンドは0.2%還元ファンドに分類されることになるので、わたくしサラリーマン乞食の得意技の「国内債券ファンドの即買い即売り」戦略は完全に封じられることになります。
と、ここまでは前回の記事で記した内容であります。
kashobunshotoku.hatenablog.com
今回は、その逆境を跳ね返す乞食の逆襲記事であります。
■意気込み
はじめに断っておきますが、乞食は「即買い即売り」戦略を諦めるつもりは毛頭ありません。
ポイントだけ掠め取ることこそが、この投信クレカ積立の要諦であると考えています。
何としても1.0%還元ファンドの中で即買い即売りに耐えうるファンドを探し出したい強い思いしかありません
「即買い即売りに耐えうる」とは、即買い即売りしたときの価格変動率が概ね1%以内におさまるということです。
要は低ボラティリティであることが重要であるのです。
■探し出す手順
①標準偏差(1年)が極力低水準
②信託財産留保額なし
この条件で楽天証券の投信スーパーサーチで調べてみました(正確にはそんな都合の良い条件式がないので標準偏差昇順で上からしらみつぶし💦)。
乞食的にビビッとくるファンドがありました!!
■PIMCO 世界不動産関連債券ファンド(為替ヘッジあり)(年2回決算型)
・基準価額決定日は買付申込日の翌営業日
・信託財産留保額なし
・標準偏差(1年)は1.89と低位
・主として日本を含む世界の住宅ローン担保証券(RMBS)や商業用不動産ローン担保証券(CMBS)等のモーゲージ証券(MBS)全般に投資する。対円での為替ヘッジを行う。
これだ。
これなんじゃないか。
乞食が求めていた即買い即売りの権化は!!
■バックテスト
・2022年5月30日〜2022年6月24日
・即買い即売り試行18回中16回成功 成功率88.8%
■所感
大した試行期間をとらないバックテストではありますが、88.8%の成功率は「まあ上出来」といったところでしょうか。
乞食的には十分満足いくレベルです。
年に12回楽天カードクレジット決済のチャンスがあって、うち1~2回くらいは失敗して(掠め取るポイントよりも売却損のほうが大きくなる)、10~11回は成功する(掠め取るポイントよりも売却損のほうが小さくなる)イメージです。
国内債券ファンドの百発百中には敵いませんが、それはやむを得ません。
楽天証券が定めた(改悪した)ルールのもとで最大限リスクを取らない戦略を考えることが投信クレカ積立乞食の生き様というものです。
8月になったら、楽天クレジットカード決済の設定ファンドを、eMAXIS Slim国内債券インデックスファンドからPIMCO 世界不動産関連債券ファンド(為替ヘッジあり)(年2回決算型)に切り替えたいと思います。
⚠️投資は自己責任です⚠️