時価総額加重平均の全世界株式インデックスETFの『VT』を買うだけファンドのSBI・V・全世界インデックスファンド(略称:SBI VT)が1月17日から募集開始となります。
信託報酬は0.1438%。
爆安です。
わたくしサラリーマン乞食は今までVTを継続購入してきたわけですが、この🔥激アツ🔥ファンドの登場で確信しました。
✅VT継続購入をやめて、SBI VTを継続購入しよう
この判断自体は乞食の実体験とコスパ思考からたどり着いたもので、乞食的には『納得』しています。
なので、実行します。
では、既に購入したVTはどうすればよいのでしようか?
乞食はシコシコVTの残高を積み上げてきました。
現時点で2000万円を超えるに至ってしまいました。
もちろん、『売らずに保有し続ける』という選択肢が一番カンタンで楽です。
しかし、乞食はなんだか『気持ち悪い』のです。
もう買わないと決めたVTをこのまま放置しておくのは乞食的にはいただけません。
売りたい。
無くしたい。
気持ちがはやります。
とはいえ、VTを売るとなると、『コスト』と「リスク」という絶対に避けられないモンスターに遭遇します。
①外国株式委託手数料
→約定代金の0.45%(税込0.495%)
→上限手数料:20ドル(税込22ドル)
②為替コスト(ドルから円転)
→SBI証券だと1ドルにつき25銭
→住信SBIネット銀行に外国送金してから円転すると1ドルにつき4銭
③価格変動リスク
→SBI証券の場合、外国株受渡日は現地約定日から起算して4営業日目
乞食は否が応でも上記①②③のモンスターどもと対峙することになります。
ということで、現時点で乞食が考える最適戦略を考えてみました。
🌷A案🌷
2000万円の現金を用意して2000万円分のSBI VTを購入
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その日の夜にVTを全部売却
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売却資金(ドル)は住信SBIネット銀行に外国送金して円転
これ、めちゃくちゃいいですよね。
まず③価格変動リスクから概ね解放されます。
コストも①が2552円(22ドル)、②が6896円です(1ドル116円換算)。
合計で9448円と許容範囲。
でも、2000万円という現金をVTとは別に用意できるかが超ネック。
乞食の場合、ありとあらゆる金融機関からお金をかき集めれば、なんとか2000万円ほどは用意できます。
あおぞら銀行BANK支店の1000万円をとりま一時流用すれば残りは1000万円。
とはいえ、正直現実的にはしんどいかも…
いちお、A案は候補に入れておきます。
🌷B案🌷
VTを全部売却
⬇️
売却資金(ドル)は住信SBIネット銀行に外国送金して円転
⬇️
その資金でSBI VTを購入
これが最もカンタンでシンプルです。
VTを売って、4営業日目に入金されるその売却金でSBI VTを買う。
手数料はA案と同じく合計で9448円。
しかし、B案のネックは③の価格変動リスクをモロに負うことになります。
VTを売ったときよりも買うときが安くなっていれば万々歳ですが、VTを売ったときよりも買うときが高くなっていれば地獄です。
もう、これは読むことができません。
運に任せるほかありません。
少しでも価格変動リスクを小さくするためには土日を挟まないように調整したほうがよさそうです。
月曜日にVTを売って、木曜日に入金された資金で、SBI VTを購入すればギリギリ当該1週間の中で完結できそうなものですが‥
🌷C案🌷
VTを全部売却(為替手数料25銭(実額43103円)支払う)
⬇️
その資金でSBI VTを購入
しかしですね、ここで考慮しなければならないことがあります。
それは、、、
✅外貨預金の税金
です。
外貨預金の為替差益は恐怖の『雑所得』として総合課税の対象となります。
2000万円を超える元本の為替差益なんて、そもそも調べるのも難儀ですし、直近の円安を鑑みれば、おそらく為替差益が相応に出てると言えるでしょう。
となると、1ドル25銭の為替手数料(43103円)を払ってでも特定口座内で売却を完結したほうがよいのではないかとすら思います。
A案かB案かC案かそれとも「売らない」か、どれを選択するか乞食はもう少し迷っていたいと思います。
SBI VTは1月17日から募集開始ですが、1月31日が設定開始日なので、実質的には2月1日以降に諸々決行することになりそうです。