サラリーマン乞食の小銭拾いで生きていく

働くオトナの小銭拾いを愛する乞食系ブロガー。サラリーマンが本業、ポイ活乞食がエセ稼業、インデックス投資(4000万円)が趣味/ハピタス乞食/ファミペイ乞食/楽天経済圏乞食/au経済圏乞食/投信クレカ積立乞食/被振込P乞食/クレカ最適決済乞食/POSAカード乞食/auじぶん銀行乞食/じぶんの積立乞食/ガスト乞食/吉野家乞食/マクドナルド乞食/キャンペーン乞食/株主優待券乞食/金券ショップ乞食/優待乞食/楽天お買い物マラソン乞食/Appleギフトカード乞食

対面の証券会社や銀行の投信販売者は「販売のプロ」ではあるが「投信のプロ」ではない

f:id:yaorim:20211115221840p:plain

 

先日、投資信託の実質コストや真のコストについて触れました。

サラリーマン乞食の小銭拾いで生きていくの聡明なる読者さまは覚えてらっしゃることとお見受けいたします。

 

 

kashobunshotoku.hatenablog.com

kashobunshotoku.hatenablog.com

 

🟨真のコスト=信託報酬+信託報酬以外の経費−投信マイレージ付与率

 

この公式を覚えておけば間違いないのですが、そもそも投信販売員でこの公式を知っている者はいるのかという問題は厳然としてあります。

わたくしサラリーマン乞食の肌感ではありますが、おそらく知っている者は10人に1人もいないでしょう。

これはやむを得ない側面ではあります。

投資信託のコストで重要事項として説明すべきはせいぜい

 

①販売手数料(申込手数料)

②信託報酬

③信託財産留保額

 

くらいでしょう。

投資信託を販売する際の重要事項説明の項目に「信託報酬以外の経費」が入っているとは思えません。

また、投信マイレージ制度は基本的にはネット証券特有のサービスなので、対面の投信販売員には無用のものであります。

 

結局、対面の証券会社や銀行の投資信託販売者は「販売のプロ」ではありますが、「投資信託のプロ」ではないのです。

我々、一介の庶民は知識を身につけて対抗していくしかないのです。

「販売のプロ」の手にかかったら、どんな商品を売りつけられるかわかりません。

彼ら彼女らは本当に「販売のプロ」です。

どういう話をしたら販売できるか、その方法を血眼になって探しています。

低コストのインデックスファンドを販売してくれる良心的な投信販売員もいるのかもしれませんが、ほとんどはそうでないはずです。

いわゆる「売れ筋ファンド」を全力で案内してくれます😖

実際に直近の三菱UFJ銀行の投資信託販売ランキングを見てみましょう。

f:id:yaorim:20211115215747p:plain

1位は日経225に連動するインデックスファンド。インターネット限定なので対面販売の商品ではないのでしょう。

 

2位はピクテのクアトロ。バランスファンドです。販売手数料は1.1%ということですが、実質的な信託報酬は2.0%とかなりお高いですね😅

 

3位は謎のグリーン系のファンド。東京海上・気候変動対応株式ファンド(為替ヘッジなし)ってどういう商品なんでしょうか。イロモノの気配がぷんぷんしてきます。案の定、販売手数料は3.3%で、信託報酬は1.8425%。もはや話にならないレベルです😅圧倒的なパフォーマンスが担保される商品ならこの高手数料を払う気にもなりますが、設定が2021年10月4日とまだ出来立てほやほやのファンドちゃんですからね…。

 

どうでしょう。

これが現実なのです。

 

賢い消費者でいるためには理論武装というか知識武装はしていかねばなりません。

さもなくば、投信販売のプロの好きなように提案されます。

もちろん、調べるのが面倒とか、誰かのアドバイス通りやるほうが楽、という考えの方はどうぞ対面の金融機関へレッツゴーでいいと思います。

それを選択するのは自由です。

ただし、その裏で相応の手数料を抜かれていることは知っておいた方がいいかもしれません。

いや、知らない方がいいかもしれません…

なので…