■先週の損益と指数推移
さてさて、先週の相場はどんなもんだったでしょうかね。
早速振り返ってみます。
わたくしサラリーマン乞食のトータル損益は+838万円→+794万円ということで▲44万円となりました(率にして▲4.2%)。
4週連続での続落。
11月末が+858万円でしたから、そこから比較すると▲64万円です。
なかなかに厳しい年末となってしまいました💦
先週の主要指数はどうだったでしょうか。
■日経225:▲4.6%
■NYダウ:+0.8%
■S&P500:▲0.2%
■NASDAQ:▲1.9%
■ドル円:▲3.5%
米国株は週単位ではそこまで大きな変化はなかったように見えます。
注目すべきは日経225とドル円です。
かなり大きめの調整が入っています。
その原因はもちろん、、、
✅12月20日(火)に突如として発表された日銀のサプライズ金融政策変更
です。
市場との対話を欠いた「日銀」を待ち受ける"長く険しい道"|会社四季報オンライン
12月20日に発表された日本銀行の金融政策変更は、内容はともかくとして、そのタイミングはまったくの予想外であった。
あらためて整理しておくと、現在日銀は、(1)市中銀行が日銀に預けている日銀当座預金の余剰残高に-0.1%の金利を適用、(2)10年物国債利回りをおおむね0%で推移するように促す、という2つを組み合わせたイールドカーブ・コントロール(YCC)を採用している。そのうち、(2)には変動許容幅があり、それを従来の±0.25%から±0.5%に拡大するというのが今回の措置である。
市場の裏をかいた日銀
直後の総裁会見では、ただ単に市場での金利変動幅を拡大するだけなので利上げに当たらないと強弁しているが、最近の10年物国債利回りは上限である+0.25%に張り付いた状態であったので、今回の措置は実質的に長期金利の上昇を認めるものであり、金融引き締め効果をもつことは間違いないところである。
まさかこのタイミングで日銀がイールドカーブコントロール(YCC)の運用を変更してくるとはマーケットも予想だにしていませんでした。
乞食もいつかはYCCの運用変更をするとは思っていましたが、黒田総裁が退任する来年かと予想していました。
それがこのタイミング…
市場との対話無視でのサプライズ発表だったので、マーケットは大きく動揺しました。
【想定外】天下の日銀様が実質利上げするとは…
— サラリーマン乞食@小銭拾いで生きていく (@yaorim2020) 2022年12月20日
【🇺🇸ドル円 #USDJPY 1ドル 133円】133.2540 https://t.co/A3tJiV0Dsa pic.twitter.com/DQL9F6HxPC
ドル円は一気に大幅円高。
もちろん日経平均も大幅下落。
国内債券も金利急上昇。
日銀のマーケットとの対話を無視した政策発表のせいで、クリスマスを前に乞食のポートフォリオはネガティブインパクトを受けてしまいました😅