サラリーマン乞食の小銭拾いで生きていく

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10年保有した後に売却したときの「真のコスト」のシミュレーション〜VTとeMAXIS SlimオールカントリーとSBI雪だるま全世界株式〜

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時価総額加重平均の全世界株式インデックスです米国ETFのVTを継続して買い続けているサラリーマン乞食です。

既に保有数量が1629株となり、円換算の時価総額は2000万円ほどになります。

しかし、疑念が生じてきました。

そのときの思いをしたためたのが⬇️の記事です。

 

kashobunshotoku.hatenablog.com

 

信託報酬だけでなく実質コストや為替コストや投信マイレージも考慮したうえで、果たしてVTを継続保有というか継続購入すべきなのか。

もうちょっと深掘りしてみたいと思います。

前回は、保有期間の概念がすっとんでいたので、1年〜10年保有した後に売却したらどうなるかシミュレーションしてみます。

前提となる図はこちら⏬⏬

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■1年保有後に売却した際の真のコスト

VT:0.34%(実質コスト0.08%➕為替コスト0.26%)

オールカントリー:0.13%(実質コスト0.18%ー投信マイレージ0.05%)

雪だるま全世界:0.10%(実質コスト0.12%ー投信マイレージ0.02%)

 

■2年保有後に売却した際の真のコスト(累計)

VT:0.42%(実質コスト0.08%✖️2年➕為替コスト0.26%)

オールカントリー:0.26%(実質コスト0.18%✖️2年ー投信マイレージ0.05%✖️2年)

雪だるま全世界:0.20%(実質コスト0.12%✖️2年ー投信マイレージ0.02%✖️2年)

 

■3年保有後に売却した際の真のコスト(累計)

VT:0.50%(実質コスト0.08%✖️3年➕為替コスト0.26%)

オールカントリー:0.39%(実質コスト0.18%✖️3年ー投信マイレージ0.05%✖️3年)

雪だるま全世界:0.30%(実質コスト0.12%✖️3年ー投信マイレージ0.02%✖️3年)

 

■4年保有後に売却した際の真のコスト(累計)

VT:0.58%(実質コスト0.08%✖️4年➕為替コスト0.26%)

オールカントリー:0.52%(実質コスト0.18%✖️4年ー投信マイレージ0.05%✖️4年)

雪だるま全世界:0.40%(実質コスト0.12%✖️4年ー投信マイレージ0.02%✖️4年)

 

■5年保有後に売却した際の真のコスト(累計)

VT:0.66%(実質コスト0.08%✖️5年➕為替コスト0.26%)

オールカントリー:0.65%(実質コスト0.18%✖️5年ー投信マイレージ0.05%✖️5年)

雪だるま全世界:0.50%(実質コスト0.12%✖️5年ー投信マイレージ0.02%✖️5年)

 

■6年保有後に売却した際の真のコスト(累計)

VT:0.74%(実質コスト0.08%✖️6年➕為替コスト0.26%)

オールカントリー:0.78%(実質コスト0.18%✖️6年ー投信マイレージ0.05%✖️6年)

雪だるま全世界:0.60%(実質コスト0.12%✖️6年ー投信マイレージ0.02%✖️6年)

 

■7年保有後に売却した際の真のコスト(累計)

VT:0.82%(実質コスト0.08%✖️7年➕為替コスト0.26%)

オールカントリー:0.91%(実質コスト0.18%✖️7年ー投信マイレージ0.05%✖️7年)

雪だるま全世界:0.70%(実質コスト0.12%✖️7年ー投信マイレージ0.02%✖️7年)

 

■8年保有後に売却した際の真のコスト(累計)

VT:0.90%(実質コスト0.08%✖️8年➕為替コスト0.26%)

オールカントリー:1.04%(実質コスト0.18%✖️8年ー投信マイレージ0.05%✖️8年)

雪だるま全世界:0.80%(実質コスト0.12%✖️8年ー投信マイレージ0.02%✖️8年)

 

■9年保有後に売却した際の真のコスト(累計)

VT:0.98%(実質コスト0.08%✖️9年➕為替コスト0.26%)

オールカントリー:1.17%(実質コスト0.18%✖️9年ー投信マイレージ0.05%✖️9年)

雪だるま全世界:0.90%(実質コスト0.12%✖️9年ー投信マイレージ0.02%✖️9年)

 

■10年保有後に売却した際の真のコスト(累計)

VT:1.06%(実質コスト0.08%✖️10年➕為替コスト0.26%)

オールカントリー:1.30%(実質コスト0.18%✖️10年ー投信マイレージ0.05%✖️10年)

雪だるま全世界:1.00%(実質コスト0.12%✖️10年ー投信マイレージ0.02%✖️10年)

 

 

 

🌺結論🌺

✅VTとオールカントリーの真のコストの差は6年で逆転する。

✅VTと雪だるま全世界との差は10年経っても逆転できない⏩13年後にちょうど引き分け

 

雪だるま全世界の素晴らしさが実感できたシミュレーションでした。

とはいえ、VTも負けてはいません。

もちろん、これから将来にわたって、VTの経費率が下がったり、為替コストが低廉になったり、投信の信託報酬が下がったり、投信マイレージサービスが改良/改悪されたり…変数を上げればキリがありません。

しかし、一つの指針になるシミュレーションでした。

乞食はこの結果を踏まえて、とりあえず

 

🗺VTを継続購入し継続保有する

 

方針でいきます。

やっぱり、長期で持てば持つほどコスト的に有利になるのであれば、そうするより他に選択肢はありません。