わたしは吉野家の牛丼が大好きです。
安い、早い、うまい。
三拍子揃ってます。
これまで幾度となく値上げをしてきた吉野家ですが、今から10年程前の2013年は牛丼並盛が税込280円でした。
吉野家は4月18日から、牛丼並盛りの定価を380円から280円へと、3割弱値下げする。この2月に米国産牛肉の輸入規制が緩和され、牛丼に適した牛肉の入手がしやすくなったことが大きな理由だ。
「吉野家史上最高のうまさ」と自讃
安部修仁・吉野屋ホールディングス会長兼吉野屋社長(写真)は、4月10日に開かれた吉野家2013年商品戦略発表会の場で、「吉野家史上、最高のうまさだ」と強調した。
牛丼並盛り280円という価格は、吉野家にとっては、今をさかのぼる10年ほど前、2001~04年当時の価格水準。03年末に米国でBSE汚染牛が確認されたことにより、主要食材である米国産牛のバラ肉の輸入がストップ。吉野家は04年に牛丼の販売停止を決断し、「牛丼のない吉野家」に追い込まれた経緯がある。
280円とか今考えればありえない安さですよね。
で、今現在は牛丼並盛が税込498円です(2024年7月29日に価格改定)。
コンビニ弁当より安いんですから、相対的には安いと言えます。
しかしながら、この価格が将来的に安泰かというとそうではないと思います。
吉野家の牛丼の主たる具材たる牛肉は米国産のショートプレートであります。
このショートプレートがそもそも値上がりしてます。
農畜産業振興機構によると、焼き肉や牛丼に使う米国産牛バラ肉(ショートプレート)の国内卸値は5月に前年同月比63%増の1436円で過去最高値となった。
63%値上がりとか半端ないです🥵
それに加えてドル円も円安方向にぐんぐん加速しています。
原材料高&円安のダブルパンチが継続すれば流石の吉野家であっても値上げせざるをえないと思います。
近々、牛丼並盛が税込500円を超える未来もありうるのではないかと今から戦々恐々としております🥵🥵🥵
まあこうなったら、吉野家の株主優待券とジェフグルメカードを金券ショップやフリマサイトで割安に仕入れて凌いでいくしかないですね。
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