わたくしサラリーマン乞食は時価総額加重平均の全世界株式インデックス(究極の銘柄分散)米国ETF「VT」をメインの投資対象としています。
VTの経費率は0.08%と非常に低廉であることが最大の特徴です。
年間コスト0.08%を払うだけで世界中の株式をまるごと買える喜び。
世の中では米国株式だけに投資していればいい、という論調もありますが、乞食は正直疑問です。
米国株式の強さが未来永劫続けば、それが正解なのですが、そうなるかどうかははっきり言ってわかりません。
時価総額加重平均の全世界株式インデックスでもおよそ6割が米国株式ですから、乞食はそのくらいでちょうどいいんじゃないかというクチです。
しかしながら、そのVTを購入するには少々面倒なハードルを超えなければなりません。
①証券会社で外国株式口座を開設
②円を米ドルにチェンジ
③買付注文を入れる
この①〜③を投資初心者がこなすのは正直面倒です。
だるいです。
しかも②の米ドルへの為替交換には手数料がかかります。
ちなみに、乞食は住信SBIネット銀行の外貨積立を駆使して、1ドルあたり2銭の手数料で済ませています。
そんな初心者やめんどくさがりの投資家に吉報が!!
SBI証券は、SBI・Vシリーズの第4弾として、「SBI・V・全世界インデックスファンド」の募集を1月17日から開始する。米バンガードの「トータル・ワールド・ストックETF」(VT)を組み入れたもので、信託報酬は0.1438%程度に抑えた。
SBI・V・全世界インデックスファンドは全世界の株式に投資するインデックスファンド。メインに組み入れるバンガードのVTは、FTSEオール・ワールド・インデックスをベンチマークとしており、9000銘柄以上に投資、全世界の株式時価総額の90%をカバーしている。なおVT自体の経費率は0.08%。
SBI・Vシリーズは、信託報酬を安く抑えたインデックスファンドとして、資金が急速に流入。シリーズ3本の合計で、純資産総額は5000億円を超えている。
SBI証券限定でVTを買うだけ投信が登場することになりました。
来年2022年1月17日から募集開始となります。
気になる手数料ですが、信託報酬が0.1438%ということで、VTの経費率に0.0638%乗っけた程度です。
極めて良心的であるといえるでしょう。
これを買っていさえすれば、VTに投資をしているのと同義であります。
既存の同種の投信は、
■楽天VT
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 投資信託・ETFのご案内 | 投資信託・ETFなら楽天投信投資顧問
■eMAXIS Slimオールカントリー
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS
があります。
特に楽天VTは全く同じコンセプトですが、信託報酬が0.212%です。
これと比較すれば圧倒的に低いと言わざるを得ないのが今回のSBI VTです。
0.212%と0.1438%。
長期投資をするうえでどちらがいいかは自明の理ですね。
もちろん後者のSBI VTです。
SBI VTは当面はSBI証券のみでの販売となるようなので、今後の純資産総額の伸びに大きく期待したいと思います。
現状、楽天VTが純資産総額1500億円ですので、2022年にこれを抜く勢いができるか見ものであります。
最近、楽天証券マイレージポイントの改悪のニュースが世の中を駆け巡っています。
kashobunshotoku.hatenablog.com
楽天証券をメインで利用されている方はこの機会にSBI証券の口座に移行することを強くおすすめします。
もし、SBI証券の口座を未作成であれば、ポイントサイト経由で口座開設すると普通にお得です。
あまりご存じない方が多いのでリンクを貼っておきます。
現状で、ポイントサイト経由でSBI証券口座を開設すると13000円相当のポイントがもらえます。
kashobunshotoku.hatenablog.com