■先週の損益と指数推移
わたくしサラリーマン乞食のトータル損益は+824万円→+828万円ということで+4万円となりました(率にして+0.3%)。
先週の主要指数を振り返ります。
■日経225:27382→27509(+0.4%)
■NYダウ:33978→33926(▲0.1%)
■S&P500:4070→4136(+1.6%)
■NASDAQ:11621→12006(+3.3%)
■ドル円:129.63円→128.71円(▲0.7%)
今週の注目点はなんといっても2月1日に行われたFOMC。
〔FOMC〕利上げ幅、0.25%に縮小=金融引き締め継続へ―米FRB☆差替(時事通信) - Yahoo!ニュース
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は1日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0.25%引き上げることを決めた。約40年ぶりの高インフレに低下の兆しが見受けられる中、利上げ幅を前回の0.5%から一段と縮小した。 利上げは8会合連続。政策金利は年4.50~4.75%と、2007年以来の高さとなる。決定は全会一致だった。 FRBは声明で、インフレについて「いくらか緩和したが、なお高い」と指摘。インフレ率を目標の2%に低下させるため「利上げ継続は適切」と明言した。 パウエル議長は記者会見で「インフレ低下のプロセスは初期段階にある」と強調。「もっとやるべきことがある」とした上で、「利上げをあと2回行うことを協議している」と述べた。 FRBは22年3月以降、通常の3倍となる0.75%利上げを4会合連続で実施するなど、政策金利を事実上のゼロから短期間で一気に引き上げた。その影響は、住宅ローン金利の上昇による不動産市場の冷え込みや、個人消費の減速といった形で徐々に表れ、景気鈍化の兆しが強まっている。インフレも昨年6月をピークに、低下を続けている。 FRBはこれまでの利上げの影響が今後、実体経済にさらに表れると見込んでおり、利上げペースを緩め、インフレや景気の動向を見極める考えだ。インフレ率はなお高水準にあるとはいえ、引き締めが行き過ぎれば景気を必要以上に悪化させかねず、FRBは政策運営で慎重なかじ取りを迫られている。 ◇FOMCとFRB議長会見のポイント 一、利上げ幅を0.25%に縮小。政策金利は年4.50~4.75%に 一、利上げの継続が適切 一、インフレはいくらか緩和したが、なお高い 一、パウエル議長「インフレ低下プロセスは初期段階」 一、パウエル議長「利上げをあと2回行うことを協議した」
市場予想通りの0.25%利上げという結果となりました。
インフレ率は高水準とは言え、一時よりは鈍化しているということで利上げペースの減速となりました。
とはいえ、これで一安心とはいえません。
3日に発表された米国1月の雇用統計でサプライズが。
米雇用統計、1月の非農業部門雇用者数は51.7万人増-失業率3.4%(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
市場予想を大幅に超える雇用者数増と、市場予想よりも改善された失業率。
これは「インフレ再燃」を示唆する指標ともいえそうです。
これを受けてマーケットは「金利高、ドル高、株安」で反応。
■2023年2月4日(土)明け方の株と金利
■2023年2月4日(土)明け方の為替
ドル円が128円台から131円台に大幅に上昇。
為替相場の不安定さはまだまだ続くようです。