わたくしサラリーマン乞食のSBI証券における先週の投資成果はいかほどであったか。
確認していきます。
■時価:3429万円→3427万円
■損益:+1129万円→+1127万円(▲0.1%)
■日経225:33585→33625(+0.1%)
■NYダウ:34947→35390(+1.2%)
■S&P500:4514→4559(+1.0%)
■NASDAQ:14125→14250(+0.9%)
■ドル円:150.76→149.64(▲0.7%)
終わってみれば、結局は「凪」でした。
がしかし、週半ばまではドル円が147円台までいってしまい、どうなることやらと思った次第です。
結局は日米金利差は相応にあり、米ドルを選好する勢がまだまだいるのでしょう。
ドル円は149円台に戻りました。
米ドルMMFを7万ドル程度保有している身としては、ドル円が1円動くだけで±7万円の動きとなります。
金額にすると結構なインパクトですね。
とはいえ、利回りが依然として4.9%を超える状況なので、突っ込んでおきたいインセンティブがマシマシです。
日本の10月の消費者物価指数が公表されました。
10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年比伸び率が4カ月ぶりに前の月を上回った。政府による物価高対策の縮小に伴いエネルギー価格の落ち込みが和らいだことが主因だが、市場予想を下回り、金融政策の正常化にはまだ時間がかかるとの指摘が出ている。
総務省の24日の発表によると、コアCPIは前年同月比2.9%上昇と、前月(2.8%上昇)から伸びが拡大した。市場予想は3.0%上昇だった。政府による電気・ガス価格激変緩和対策事業による補助金が半減し、電気代と都市ガス代の下落幅が縮小。宿泊料も大幅に上昇した。一方、生鮮食品を除く食料は上昇が続いたが、昨年急騰した反動などでプラス幅は2カ月連続で縮小した。
10月のコアCPIは政策要因を中心にプラス幅を拡大したが、当面はコストプッシュ圧力の減退に伴って伸び率は鈍化していくと日銀は予想している。日銀の早期の政策正常化への思惑がくすぶる中、賃上げを反映した物価の基調的な動きが先行き強まるかどうかが焦点となっている。今回の結果も踏まえて市場関係者の間では正常化は来春になるとの見方が出ており、日銀は慎重な判断を迫られる。
前年同月比2.9%です。
これが何を意味するか?
現金でもっていたら去年の今頃と比べて2.9%も購買力が低下していることになります。
このような環境下で、資産を元本保証の預金に全額ぶち込んで、投資を一切しないという姿勢は危険極まりないと私は思います。
元本保証といってもそれはあくまでも「額面」の保証であって、物価上昇局面では「実質減価」していることに早く気づくべきです。
低コストのインデックスファンドをバイアンドホールドしておけば大体のケースで報われます。
もちろん長期目線です。
なお、ここでいう長期とは極論「死ぬまで」です。